接地でお困りの方へ 

接地調査・設計

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接地(アース)工事は、
建物の電気設備や精密機器保護に不可欠の工事です。

 

接地抵抗は大地抵抗率に依存するため、現地での接地調査(測定)が必要です。

 

接地計算機 >

アース棒(Ø14mm×1.5m)を打ち込み、その接地抵抗値(Ω)から電極長(施工長)が算出できます。この方法で求めた大地抵抗率を測定します。表層部のみの測定であるため、深埋設(ボーリング)電極工法には適用できません。簡易測定の結果、電極長が大きい場合は、接地調査をおすすめします。

 

接地調査(四電極法) >

※(株)ハギ・ボーのWebサイトへリンクします

 

接地調査・設計コンサルティングは、関連会社の(株)ハギ・ボー で承っておりますので、是非ご相談ください。

 
 
大地抵抗率測定図

大地抵抗率測定図

垂直電気探査法によって深部の大地抵抗率を求めることができます。下図に示すように電流電極を外側に、電位電極を内側に接地する4極法が用いられます。ウェンナー法、シュランベルジャー法など電極配置間隔が異なる測定方法があります。

 

外部の電流電極を広げることでより深部までを含む見掛比抵抗が得られます。見掛比抵抗とは真の比抵抗を反映したものですが、一般に真の比抵抗とは異なります。(大地が均質な比抵抗を持つ場合に見掛比抵抗=真の比抵抗となる)。この見掛比抵抗データを解析し、比抵抗構造が明らかとなります。

 

一般的な大地抵抗率(比抵抗)

 
地質 大地抵抗率(Ωm)
乾燥状態 湿潤状態
1,000~15,000 200~10,000
砂礫 1,000~7,000 200~5,000
300~7,000 100~700
礫岩 300~1,800 100~500
砂岩 200~2,500 100~500
ローム 500~5,000 100~1,000
凝灰岩 100~1,000
シルト   100以下
粘土   100以下
泥灰岩   100以下~
頁岩   約100以下

※出典:志村馨(1965)「電気探査法」